2007年 12月 24日
「やまとことば」 その四~餅 秘密~
 お正月には、鏡餅を飾りますが、この風習は、ものの本によると、

平安時代に 中国から伝わったと、ありますが、

はたして、そうでしょうか、判らない事は大方、他の国から・・・・と

日本には、何もなかったの?
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 〇 岡山市では、6000年前の稲のプラントオパールが出土し、

   形状のそろいから、栽培種と判断されている。

 〇 滋賀県守山市の下之郷遺跡では、紀元前2世紀のモミ300粒が見つかり、

   DNA分析の結果、水田用温帯ジャポニカと、焼き畑用熱帯ジャポニカ
   
   だったそうで、これは稲の適性を知った上で、収穫時期の調整や、冷害、

   干ばつなどに対応していたのでは?と・・・・

 〇 奈良、平安の木簡には、稲の品種が十六種類、記されていた、

   木簡には、品種名のほか、作付時期と見られる日付や、稲を早稲(ワセ)、

   中稲(ナカテ)、晩稲(オクテ)に分け、季節に応じて栽培していたようです。


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 〇 さて、餅・・・・(ヘイ 漢音 、ヒョウ 呉音)

   もち、は、

   も・・・・百 (たくさんという意味)

   ち・・・・霊、智、力、(力、と命の根源)

   正月に餅を飾る事により、たくさんの神や、精霊の力が降臨し、

   家族の安全を、この年1年守ってくれる、という考えであったと思われます。
   
   (これは、古代からの、慣わしであったのが途中で、そのいわれが、判らなくなり、

   形だけが残ったもので、他にもこのような事例が、たくさんあります。)

 
 〇 次に 秘密・・・・ヒミツとは、

   ヒ・・・・火

   ミ・・・・水

   ツ・・・・土

   古代、「火」は人間だけが、獲得した魔法のようなもので、焼いたり、

   煮炊きする事で、食物を変化させたり、消毒作用や、暖をとるためにも、

   火に穢れなきよう、火の災のなきようにと、清浄な火を願ったはず。

 
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〇 「水」も命の元で、飲む為にも、

   洗浄のためにも、
   
   清く保つ事が、

   大事であったでしょう。


 〇 いにしえの書に

   「焚火も清く、水清く、御竈清く、皆清く、

   火 水 土 の三つの宝緒の、荒み無ければ、潔よく、煮上ぐる御饌(ミケ)の、

   ヒモロゲを、捧ぐる、陶器(スエ)も清らかに、

   結ぶ 火 水 土 の 清祓い」 とあり、

 〇 火と水と土を清潔、清浄に制御する、技能が秘密の法だったようです。

                                     続く

       コメントは「ほっこり日記」へ・・・・・・


  
  
by hokorin-touchan | 2007-12-24 22:36 | 日本語の語源


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