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2008年 02月 14日
「やまとことば」 その八 「あいうえお」と「いろはにほへと」
 これは、古代 神世(かみよ)の時代に、民に、ことば を教えるためのものでした。

 意思の疎通のための「ことば」が十分でない古代に、言葉を直す、

 発声練習で声を明らかにし、国内各地でバラバラだった ことば(語彙とテニヲハ)を

 統一することと、身体内部の循環を良くし、健康を保つための「歌」でした。

 (の歌と記されてあり、身体を若々しく保つという意味) 後に和歌と漢字を

  当てたのは、日本の歌 という意味に解釈されていますが、実はこの ワカ(若)に、

  あて字をしたのかも?  (和歌の歌 では二重になるので)


 〇 アナウンサーが発声練習する、アレと一緒です。

   ア カ ハ ナ マ  イ キ ヒ ニ ミ ウ ク

   フ ヌ ム エ ケ  ヘ ネ メ ヲ コ ホ ノ


   モ ト ロ ソ ヨ   オ テ レ セ ヱ ツ ル

   ス ユ ン チ リ  シ ヰ タ ラ サ ヤ ワ

  (下図の古代文字で、綴られていましたが、カタカナで表記しました)

  始まりの ア(天) と終わりの ワ(地) をとり、

  アワ(天地)の歌といいます、この歌の元になったものが

「やまとことば」 その八 「あいうえお」と「いろはにほへと」_c0148748_955946.jpg


   「四十八音図」 判り易くする為、私が書いたもので原図ではありません。

  右側の五ツの要素と上の記号の組み合わせで作られた、簡素な文字で、

  明治のアイウエオ 50音は、これを元にして作られました。

  この成立や、配置には、深く遠大な物語とメッセージがありますが、

                               またの機会に譲ります。


 〇  空海が学んだのは、古代文字で記された 天地の歌

   48音の方であったろうと推察しますが、いかが・・・・

 〇 伊勢参籠の事実、十種神宝の模写、48音の符合

   眞言密教と神道の関係などから推論したもので、

   まだまだ、入り口ですが、この脇道は、戻れなくなりそうなので、この位で・・・・


 〇 さて本線に戻ります

   以前にサ行音 ハ行音 ラ行音 を書きましたので、次は

   マ行音です

   マ・・・・真 円 丸 〇

   ミ・・・・・実 身 見 御 (尊貴) 水 道 三 幹

   ム・・・・・蒸 結(ムスブ) 産ス(ウムス) (苔むす、おむすびなど)

   メ・・・・・芽 女 陰(メ)

   モ・・・・・萌 素 藻 元 基 方(モト) 裳(モ) 百(モ)

    生命の進展に関する音義がありますが、まだよく判りません

    実が蒸されて(結ばれて)芽が出て萌えいづる、

    マ・・・は?眞栄木か? (マサカキ =鈴木のこと)

    マは 〇、 マルを宰るという事は、判っているのですが・・・・

    〇 は 命をも意味するのか?

    次回は タ行かカ行・・・・・           続く
by hokorin-touchan | 2008-02-14 11:40 | 日本語の語源


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